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自分でハチの巣を駆除する場合の注意点とポイント

気をつけるポイント

自宅やその周辺でハチが巣を作ってしまったら、早急に駆除をおすすめします。ハチの巣があると、人間が刺されてしまうなどハチによる被害リスクが大きくなってしまうからです。

ハチの巣を早めに駆除するべき理由と、自力でハチの巣を駆除するときに必要となるグッズ、や業者に頼んだほうがいいケースなどハチの巣駆除に関する詳しい情報について紹介していきます。

小さい時に巣を駆除するべき理由

ハチの巣は、最初は小さな巣から次第に大きくなり巣に生息しているハチの数を増やしていきます。そのため早めの駆除が肝心なのです。

はじめはハチの個体数も少ない

ハチの巣を早めに駆除したほうがいい理由のひとつが、巣を作成したばかりの頃はハチの個体数が少ないからです。

ハチの巣を作り始めるときは、ほとんどのハチの種類で言えるのですが女王蜂1匹からスタートします。

巣を作り始める、卵を産む、幼虫を育てる、巣を守るといったことを全て女王蜂がこなします。そして幼虫が成虫になると次第にさまざまな仕事を担うようになり、どんどんハチの個体数も増えていくのです。

そのためハチの巣が小さいうちはハチの個体数が少ないですから、素人がハチの巣を駆除する場合もそれほど難しくはないのです。

凶暴性の高いハチでも駆除できる可能性も

ハチの種類の中でも最も危険性が高いと言われているのが、スズメバチです。スズメバチは強い毒性を持っていますので、万が一刺されてしまうと最悪死に至ることもあるのです。

そんな危険性の高いスズメバチでも、巣が小さいうちは巣に生息しているハチの数もほとんどいませんので、適切なやり方で行えば素人でも駆除できるのです。

自分でハチの巣を駆除する時に必要なグッズ

ハチの巣を自力で駆除するときは、必要なグッズを揃えてから行うことが大切です。

防護服を用意する

ハチはその種類に関係なく、自分たちの巣が攻撃を受けたら命をかけて攻撃を仕掛けてきます。

ハチからの攻撃を防ぐためにも自分の身を守るためのグッズを揃えておきましょう。まずは防護服です。ハチ専用の防護服も販売されており、業者も使用している製品が購入できます。

防護服購入費用を抑えたいときは、たとえば厚手の雨具のような製品で代用もできるでしょう。しかしわずかな隙間からハチが侵入してくることがありますので危険です。

ハチ駆除剤や毒吸引器

ハチを駆除するための専用薬剤が販売されていますが、それらは多めに用意しておきましょう。たりなくなってしまうと、ハチの反撃を受けてしまうからです。

またハチの種類の多くが帰巣本能を持っていて、巣を駆除した後でも同じところに巣を作る可能性があります。

二度とハチが寄ってこないようにするためにも、ハチ駆除剤をしばらくは使用したほうがいいのです。

万が一刺されてしまったときのことも考えて、毒吸引器を用意しておきましょう。刺された患部に充てて毒を吸い出してくれます。

素人でハチの巣を駆除するのが難しい場合

ハチの巣の駆除ですが、自分でできる場合とプロに依頼したほうが良い場合があります。プロに依頼したほうが良いケースについて紹介していきます。

危険性の高いハチ

スズメバチやアシナガバチといったハチの種類は、強い毒を持っています。スズメバチに関してはその毒は別名「毒のカクテル」と呼ばれるほどであり、目に入ると失明する危険性もあるほどです。

そのような危険性の高いハチに関しては、よほど準備万端で駆除を行わない限り、ハチによる集団攻撃を受ける危険性が高くなります。

命を落とす危険性もありますので、そのような場合は無理せずプロに依頼するのが得策です。

巣を作っている場所

ハチは屋根の軒下などさまざまな場所に巣を作ります。高いところに巣を作ってしまったときは、駆除をするのにハシゴなどが必要になってきたりします。

高所での作業はただでさえ危険ですし、加えてハチからの攻撃を受けることもありますのでさらなる危険が伴います。

そのようなケースでもプロに依頼したほうが安全、確実にハチの巣を駆除できるでしょう。

 

もしハチに刺された時のために、こちらの記事もどうぞ→「ハチに刺された時の対処法とアナフィラキシーショックについて